2016年09月29日

IPO労務監査・労務デューデリジェンスのポイント@

株式公開(IPO)審査においては、「内部管理体制の有効性」として、労務管理の状況について、各種規程の整備及びそれらの運用状況が適切であるかどうかが審査されます。

賃金規程や育児・介護休業規程などを含む就業規則、その他各種規程などを整備している必要があります。

それに加え、36協定などの労使協定の作成、届出も適切に行われている必要があります。

他社や書籍、インターネット等の就業規則の雛形をそのまま活用している場合は、実態と規程がかい離していることがありますので、改善が必要です。

また、各種協定についても同様です。

posted by ユナイテッド・パートナーズ社労士事務所 at 14:33| Comment(0) | 労務監査・労務デューデリジェンス(DD)

2016年09月28日

労務監査、労務デューデリジェンスとは?

国内株式市場の活況を受けて、新規に株式を公開する(IPO)企業が増えています。

労務監査、労務デューデリジェンス(DD)とは、会社の労務管理状況の実態が労働社会保険諸法令に合致しているかどうかの調査を行うことです。

この監査・DDは、法定化されたものではなく、あくまでも任意の監査となりますので、労働基準監督署などの役所の調査とは異なります

労務問題というのは、日頃の労務管理が法律に違反していても、非常に気づきにくい点が特徴で、知らず知らずのうちに法律違反をしていることも少なくありません。

このような自社では気づかない「潜在化している労務問題を顕在化させる」ことが労務監査、労務デューデリジェンス(DD)の目的です。

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2016年09月27日

労務相談Q&A:半日有給を取った日の残業は割増対象?

午前中に半日有給を取って、その日に残業した場合、割増賃金を払う必要はあるのでしょうか?

結論から言うと、午前の半日有給の時間は実労働時間ではないので、午後から出勤した実労働時間が8時間を超えたかどうかで判断することになります

つまり、実労働時間が8時間を超えない限り、割増にはなりません。

ただし、注意が必要です。

割増にはならないと言いましたが、定時(勤務時間が9時〜18時の場合は18時)以降の労働時間については、時給単価分だけは支払わなければなりません。

例えば、午前に半日有給(3時間)を取って、13時に出勤し、20時まで仕事をした場合、時給単価が1,000円だとすると、18時以降の2時間分として2,000円(1,000円×2時間)を別途支払う必要があります。


posted by ユナイテッド・パートナーズ社労士事務所 at 16:42| Comment(0) | 労務相談Q&A